読むだけですべてがわかる!初めての人のための中古車購入の流れ

中古車を購入するまでのすべての流れを知っている人はほとんどいません。何をどうしたらいいのかわからないことだらけです。

ただでさえ安い買い物ではない中古車の購入です。流れが掴めないと不安で踏み出すことができないのではないでしょうか。

この記事では、中古車購入の流れをわかりやすく解説しています。最後まで読めば安心して中古車購入にのぞめるようになります。ぜひ参考にしてください。

購入する中古車の条件を決める

まずは購入する中古車の大まかな条件を決めましょう。

主に決めるべきは車の利用目的と予算です。

利用目的は「買い物に使う」や、「高速を使って長距離ドライブ」と多岐にわたります。

買い物に使うのであれば収納性が高い車、ドライブに使うのであれば乗り心地や運転性が重視されます。

さらにお住まいの地域が都心であれば小回りの利く車でないと、不便に感じることが多くなります。

利用目的がはっきりすることで、適切な車のタイプが絞られてきます。

さらに予算を決めることで、詳細な絞り込みも可能になります。

条件を決めるだけで莫大な数の中古車の中から数十台にまで絞り込むことができます。

中古車を選ぶ

数十台にまで絞った候補の中から、実際にどの中古車がいいか目星をつけていきます。

中古車のデザイン性や年式・走行距離を確認しながら好みの中古車を探しましょう。

中古車を選ぶ方法は大きく3つあります。

  • 中古車販売店で直接選ぶ
  • 中古車検索サイトで選ぶ
  • 中古車も取り扱っているディーラーで選ぶ

このほかにもオークションや個人間売買でも中古車を選ぶこともできますが、リスクが高すぎるので、たとえ価格が安くても手は出さないようにしましょう。

中古車販売店やディーラーであれば、すぐに現物を見せてもらえますし、こちらの要望をしっかりと汲んだうえで中古車の提案をしてもらえます。

検索サイトは値段や年式、カラーなどさまざまなこだわりの条件で中古車を探すことができ、全国各地の販売店の情報を見ることができます。

どの方法も直接店舗に行くことは変わりません。直接話して相談するのか、詳細な条件で厳選するのか。お好みの方法で中古車を選びましょう。

店舗問い合わせ・訪問

実際に店舗へ中古車の在庫問い合わせをし、問題なければ現物確認のために店舗へ訪問します。

現物を確認しなければわからないことはたくさんあるので必ず行うようにしましょう。

小さなキズや車内のにおい、エンジンのかかり具合と目の前に中古車がないと確認できないポイントは意外にも多いです。

訪問時には中古車の状態以外にも、販売店の対応にも目を配るようにしましょう。

失敗しない販売店選びのコツ

中古車購入はつい中古車の状態にだけ目が行きがちですが、販売店の接客対応や店舗内状況も意外と重要な判断ポイントになります。

展示場がゴミで散らかっている、雑草で生い茂っている状態ですと、積極的に中古車を売ろうという気持ちを感じることはできません。

営業マンがどれだけ話し口調が丁寧で物腰が柔らかくても、明るい茶髪や金髪、ピアスなどの身だしなみでは接客を行う態勢が整っているとはいえません。

今後何年も使うことになる中古車です。さらに中古車にとって購入後の保障や納車前整備・点検は大変重要なポイントとなります。

上記のような、中古車を販売しよう・誠実に対応しようという気持ちが欠けている販売店では中古車の購入を控えるようにしましょう。

中には送迎に営業マンが車を出すことで、恩を売りそのまま購入させてしまう悪質な販売店も存在します。押しに負けずにしっかりと断る意思を持ちましょう。

中古車の実車確認

実車確認で確認するべきポイントは大きく3つになります。

  • 修復歴があるか
  • 水没など災害にあっていないか
  • 故障の危険性がないか

修復歴とは事故により修復をした履歴を指します。

軽度なものでも車体にダメージが残りますので、長く乗り続けるのであれば不安が残ります。

基本的に販売店から修復歴の有無を話しますが、修復歴の話を販売店が切り出してこなかった場合は必ず確認をとりましょう。

水没などの災害にあった履歴は修復歴に残す必要がないものです。

修復歴に記載がない=何も問題がない車とは言い切れません。

車内のにおいがおかしい、シートベルトに水シミがある、電装関係の反応が悪いなど必ず兆候があるので確認を怠らないようにしましょう。

故障の危険性は古い年式の中古車ですと消耗品に寿命が来ている可能性があります。

納車前整備や点検で消耗品の交換予定があるか必ず確認しましょう。

消耗品の整備がなされないまま引き渡された場合、余計な修理費を支払わなければいけない可能性がありますので注意が必要です。

通販で実車を見られない時は?

販売店が遠方にある場合でも、実車を確認する方法はあります。

販売店に電話をつないでエンジン音を聞かせてもらうことや、指定の箇所の写真を撮って見せてもらうことで、実車確認に近い確認ができます。

さらに、遠方での中古車購入の場合は中古車鑑定書の確認は必ず行ってください。

中古車鑑定書とは修復歴の有無や走行距離が実走行であるかどうかといった、中古車の確認必要事項が記載された書類になります。

中古車鑑定書がない・導入していないといった回答をする販売店では中古車は購入しないようにしましょう。

遠方で自分の目で実車を確認できないうえに中古車鑑定書がないとなると、必ずといっていいほど失敗します。

中古車の見積もり確認

実車確認が問題なければ、販売店に見積もりを作成してもらいます。

中古車の購入費用の内訳は大きく3つになります。

  • 車両本体価格
  • 自動車税や自動車所得税などの法定費用
  • 名義変更や納車費用などの販売店手数料

法定費用は国で明確に定められているので、どの販売店でも一律の金額になります。

販売店手数料の金額は、各販売店によって大きく異なります。

一見、車両本体価格が格安でも、ふたを開けてみれば販売店手数料が過剰に乗せられていて高くつくケースも珍しくありません。

見積もり内容、特に販売店手数料に違和感を感じる場合は、遠慮なく詳細の確認をしましょう。

販売店手数料は交渉可能ですので、値段が下がる可能性があります。

整備内容を話さない店舗はNG?

見積もりの話をするうえで、整備の有無が販売店からなかった場合は注意が必要です。

整備内容を説明することは義務ではありませんが、中古車販売において重要事項になるからです。

もちろん納車前にきちんと整備がされている中古車を選ぶべきなので、必ず確認を行うようにしましょう。

また、整備費用は発生するのか、費用はいくらなのか、整備がない場合は有りにするといくら費用が掛かるのかも確認しておく必要があります。

中古車購入後の保障内容を確認

中古車の購入後保障は極めて大事なポイントになります。

新車以上に購入後にトラブルが発生しやすいのが中古車です。必ず確認をしましょう。

購入後の保障内容は大きく4つになります。

  • 保証なし
  • 納車後1,000キロもしくは1か月以内保障
  • 納車後1万キロもしくは1年以内保障
  • 大手保証会社との保障契約

まず選んではいけないのが保証なしの中古車です。

中古車に限った話ではなく、新車を購入するにしても保証がない自動車を購入すること自体がハイリスクです。

保障がない以上、購入後1メートル走行してエンジンが壊れようが、電装関係が壊れようが販売店は何もしてはくれません。保証なしの中古車は選択肢から除外しましょう。

納車後1,000キロもしくは1か月以内保障もあまりおすすめはできません。

よほどの不良品でない限り、この期間内に壊れることはまずないからです。

さらに、保障内容を紐解いてみると、限定的な部分のみ(エンジン内部の故障のみ対応など)の保障内容になっているなど、悪質な場合も多くあります。

保障費だけ見積もりに上乗せされて損をしてしまう場合が多いため、購入を控えるか保証内容の変更ができるか確認しましょう。

納車後1万キロもしくは1年以内保障が最も一般的な保障内容となっています。

この程度の保障内容が最低ラインであることを覚えておきましょう。

デメリットとして、保障は購入した販売店でしか受けられないので、遠方で故障をしてしまった時にレッカー費用などが発生してしまう危険性があります。

大手保証会社との保障契約は、新車の保障と同程度の保障内容を受けることができるので、一番おすすめできる保障となっています。

その分、審査が必要な場合がほとんどですが、保障内容は充実しています。

さらに全国のディーラーや認証整備工場で無償修理を受けられるので、遠方で故障してしまっても安心です。

中古車の保障内容は妥協せずに、しっかりとした内容で契約をしましょう。

中古車購入における必要書類の作成

中古車購入前に必要な書類や準備するものは大きく4つあります。

  • 実印
  • 印鑑証明書
  • 車庫証明書
  • 住民票(軽自動車のみ)

また、上記4つ以外にも車検証と委任状を購入時に受け取ることになります。

実印は必ず必要になりますので、もれなく準備しておきましょう。

印鑑証明書は軽自動車購入時には必要ありません。

印鑑証明書はマイナンバーカードを持っていればコンビニで発行できますが、お持ちでない場合は市役所で発行する必要があります。

車庫証明書は基本的に販売店に委託することになりますが、自身で取得することも可能です。

自身で取得する場合、代行費用が抑えられるので、費用を浮かすことができます。

委任状に関しても同様で、運輸支局で自動車の名義変更を代理店に委託する際に必要となります。

名義変更も自身で行うことができ、代行費用を抑えることが可能です。

住民票は軽自動車購入のみ必要になります。印鑑証明書と同様で、マイナンバーカードがあればコンビニで発行可能です。お持ちでない場合は市役所で発行しましょう。

任意保険の加入検討

任意保険はその名前のとおり、加入するかどうかは購入者の任意となります。

中古車の任意保険の加入割合も全体の7割程度となっています。

「事故を起こさないから大丈夫」「保険費用がもったいない」といって任意保険に入らない方もいらっしゃいますが、任意保険には必ず加入するようにしましょう。

自動車を運転する以上、絶対に事故を起こさなさいといったことは不可能に近く、さらに事故を起こしてしまった時に任意保険に入っていなかった場合、多額の賠償金を背負うことになってしまいます。

目先のお金に気を取られずに、もしものことを考えて任意保険には必ず加入するようにしましょう。

任意保険に加入しなくてもOK?

任意保険に加入しなかった場合、中古車購入に強制的に加入することになる自賠責保険のみで事故の保障をすることになります。

単独事故かつ軽度であれば、自賠責保険の保障内だけで納まる場合もあります。

しかし交通事故を起こして被害者に万が一のことがあった場合に多額の賠償金額が発生してしまいます。

自賠責保険の支払い上限額は120万円までなので、それ以上の賠償金は自分で払わなければならなくなります。

数千万円から億単位の金額を一生かけて払っていかなければならなくなってしまいます。

自賠責保険だけで満足するのではなく、必ず任意保険に加入をするようにしましょう。

中古車購入における契約・支払

これまでの流れを終えると無事契約となり、支払となります。

支払い方法は大きく4つになります。

  • 現金で一括払い
  • クレジットカードで支払う
  • 中古車ローンで支払う
  • 自社ローンで支払う

クレジットカードで支払う場合、中古車販売店がクレジットカードに対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。

中古車ローンとは中古車販売店や金融機関で組めるローンで、金利も低く現金一括で払えない場合におすすめです。

ローンを組む際に審査が必要で、収入が低い場合や金融評価が低い場合は否決となってしまうこともあります。

中古車ローンに落ちてしまった場合は自社ローンを選択することになります。

自社ローンは中古車販売店と直接ローン契約を結ぶものです。

金利は中古車ローンよりも高くなり、保証料がかかってしまいますが、中古車ローンの審査に通らなかった方でも契約できる可能性が高くなっています。

ローンを勧める営業マンには注意!

基本的にローンを組むと金利が発生しますので、現金一括で支払う場合よりも支払い総額が大きくなってしまいます。

「月々の返済額も少額なのでローンで支払った方がいい」などユーザーのことを考えずにローンをひたすら勧める営業マンがいた場合、注意が必要です。

ローンを契約すると、ローン会社からマージンが入るようになっています。

営業マンの狙いはユーザーの利益ではなく、ローン会社からのマージンです。

ユーザーのことを第一に考えていないのは明らかです。どうにかしてローン契約に持っていこうとする営業マンがいる販売店では購入を控えましょう。

中古車の納車

契約から納車するまでに、平均的に2週間程度の期間が必要になります。

自宅まで納車を依頼している場合は別途費用がかかる場合があります。

販売店が遠すぎない限りは、費用を抑えるためにもできるだけ自分の足で販売店に向かい、直接受け取るようにしましょう。

また、納車時に契約時に交わした整備内容や保障内容をしっかり確認しておくようにしましょう

ひどい販売店だとわざと整備内容を抜く場合もあります。

納車で気を抜いてしまうことなく、確認作業を怠らないようにしましょう。

まとめ

中古車は整備内容や購入後の保障内容が大変重要になりますので、見積もり・契約時に必ず確認を行うようにしましょう。

販売店の対応も重要で、いかにユーザー目線に立っているか、利益を重視しすぎていないかをチェックするようにしましょう。

中古車購入はポイントさえ守れば、安くお得に自動車を手にいれることができます。

各流れごとのポイントをしっかりと頭にいれ、失敗しない中古車選びをしましょう。

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