カーセブンという中古車買取店、ご存知ですか?
数年前にTVCMをかなり打っていたので、その名前を知っているという方は多いのではないでしょうか。
しかし、今現在はあまりTVCMを見ることは少なくなったため、この記事を読んで「ああ、そういえばあったなあ。」というように思い出したというかもいるかもしれません。
そんなカーセブン、実はすごいことをやっていたんです。
カーセブンの特徴はなに?買取と下取の違いって?
よく聞く「中古車買取」という言葉、ディーラーなどで行う「下取り」とはどう違うのでしょうか。
買取り | 中古車買取店に車を売却して、現金を得る方法。
下取よりも買取価格が高くなることが特徴で、そのままそこで売っている別の車の頭金として使うことも可能。 使用用途は限定されないので、売却金額は何に使ってもOK。 |
下取り | 自動車販売店(ディーラー)で車の買い替えなどを行う際に、ディーラーのセールスマンが査定を行い、金額を出し、その金額を新しい車から相殺するという仕組み。
買取に比べると価格が低くなることが多いものの、買取金額入金~振込という手間はなく、すべてディーラーでやってくれる。 下取の金額は、新しい車の本体価格を上回らなかい限り自分の手元には来ない。 用途は車の買い替えのみ。 |
という違いがあります。
昔はCMたくさんやってたけど…カーセブンはどんな会社?
さて、カーセブンとは一体どんな会社なのでしょうか。
- 設立:平成11年7月
- 店舗数:150店
- 買取台数:27,000台/年
- 創業から29年
とまだ若い会社ですが、かなりの規模感になっています。
カーセブンは店舗数は中堅どころではありますが、サービスが伊達ではありません。
カーセブンは3つの安心宣言がある
カーセブンには3つの「安全宣言」があります。
- 契約車輌の引き渡し日から7日間まで解約OK
- 契約金の一部を当日中に前払い
- 契約後の減額一切なし
全て、今までの中古車買取の常識からはかけ離れていること、と思う方もいるのではないでしょうか。
そう、他社では行っていない考え方を実行に移し、とにかく顧客の目線に立って考えているのがカーセブンなのです。
ポイントプログラムとは
「ポイントプログラム?カーセブンでポイント制度をやってるの?」と思う方がいると思いますが、カーセブンは各ポイントサイトなどと提携しており、愛車の査定をするだけで、
- 楽天ポイント
- ANAポイント
- T-ポイント
を受け取ることができます。
さらに、買取が成立するともらえるポイントも、グーンと上がります!
その場でもらえるわけではないので、ポイントが欲しい方は、査定後にウェブサイトから欲しいポイントを選んで手続きをしてくださいね。
シンプルな流通システムが売り
一般の中古車買取店は、買い取った車をオークションに出して売却金額で利益を得ますが、カーセブンは買い取った車はすべて自社の店舗で販売します。
こうしたことを行っているので、オークション関連の経費が掛からないので、買取価格がアップしたり、販売価格を下げることができるため、創業以来支持を伸ばしています。
カーセブンの買取実績は?
カーセブンのこれまでの買い取り実績はどれほどのものなのでしょうか。
カーセブンは年間27,000件ほど買い取っていて、その買い取った車を直接店舗での販売を行っています。
27,000台を150店で買い取っているとすると、1店舗当たり年間180台前後となり、結構な台数を買い取っていることになります。
カーセブンはそこまでお店が大きいというわけではないので、あまり買い取りすぎてしまうと在庫(買い取った車)を置いておくスペースがなくなってしまいます。
ですので、しっかりと再販ができる車を選んで買い取ってくれるので、大切に乗っていれば乗っているほど、高値で買い取ってくれる可能性が高まりますね。
カーセブンの特徴は?
さて、カーセブンは3つの安全宣言をしています。
あまり他社では見ない「3つの安全宣言」とはどういったものなのでしょうか。
実はこの「3つの安全宣言」は車を売る側からすると、「待ってたよ!」という言葉が出そうなくらいありがたいものだったのです。
契約車輌の引き渡し日から7日間まで解約OK
通常、契約が完了して車両を中古車買取店に渡してしまうと、そのままメンテナンスを行い、オートオークションや販売店の店頭に「販売車」として並んでしまいます。
しかしカーセブンはここが他社とは違うところ。
車両を引き渡してから7日以内なら「やっぱり売るのやーめた!」ということができるのです。
しかし、キャンセルする理由は人それぞれですよね。
- 「実は家族に内緒で買い取ってもらったけど反対されて…」
- 「やっぱり愛着があるから売るのをやめたい…」
このように思っていても、契約が済んでしまうと車を取り返せないというのが普通ですが、カーセブンはそれができるのです。
しかもキャンセル料がかからないというから驚きです。
しかし、この条件はすべての方やすべての契約に適用されるわけではないので、契約前にしっかりとセールスマンに確認をしておくとよいでしょう。
カーセブンの査定は契約後の減額なし?
車を売るときは、最初に車を持ち込むか出張査定で必ず「査定」をしてもらいますが、その査定から契約まで日が空いてしまうと、「再査定」ということが発生することがあります。
車は日が経てば経つほどその価値が落ちてしまうもの。
そして、それと同じく、契約から車の引き渡しまでの日が空いてしまうと、これまた「再査定」となってしまい、もらえる金額がどんどん少なくなってしまう、というのが売る側として一番困ることという声が多いのです。
しかし、カーセブンは「契約後の減額はしません!」と公言しているのです。
会社としては、日が空いてしまった車は“当時”からすれば価値が落ちてしまった車なので、適正な金額で買い取りたいところですが、顧客側の視点で見ると、「一回いいよといった金額なのに…」と思ってしまうところを、見事にくみ取ったうえでこのような宣言をしています。
こういったことも支持される要因となっています。
売却代金をその場で受け取れるって本当!?
通常の中古車買取店では、早いところで契約成立(車の引き渡し)から、2-3日での入金となることが大半です。
しかし、カーセブンはこの買取金額の一部を、「その場で」受け取ることができるのです。
- 「とにかくお金がすぐ欲しい」
- 「一部だけでもいいからもらっておかないとしっかり入金されるか不安…」
といった方にはうってつけのサービスとなっています。
ただし金額は、
- 上限¥50,000
- 買取金額の10%
となっていますので、即もらえるお金は\50,000が限度ということになりますので、注意してください。
売却(買取)後7日間はキャンセル料がかからずにキャンセルができるとあって、上記2つの条件のいずれかに該当する金額しかもらえないということです。
カーセブンの買取ってどういう流れ・手順なの?
いろいろと独自の特色を持っているカーセブンですが、ほかの中古車販売店と流れは違うのでしょうか。
カーセブンでの買取依頼から入金までの流れを見ていきましょう。
買取依頼
カーセブンでの買取依頼は、下記の方法でお願いすることができます。
- オフィシャルウェブサイト
- 一括査定サイト
- 電話
最近はどの中古車買取店も同じ仕組みを用いていますので、そうそう大きな違いはありません。
しかし、一括査定サイトについては、買取店ごとに登録しているサイトが異なるので、A店はこのサイトにあったのにカーセブンはない、ということが起こり得ますので、カーセブンを査定対象に入れたい場合は、下記の一括サイトを利用してみるといいですよ。
- カーセンサー(https://kaitori.carsensor.net/)
- カービュー(https://ucar.carview.yahoo.co.jp/kaitori/)
- 楽天オート(https://auto.rakuten.co.jp/kaitori/)
- ズバッと車買取(https://www.zba.jp/car-kaitori/)
- かんたん車査定ガイド(http://a-satei.com/)
- ユーカーパック(https://ucarpac.com/)
査定
上記の方法で買取依頼を出すと、次は査定というステップに進みます。
この査定であなたの愛車の金額がおおよそ決まりますので、注意点も合わせてチェックしておくとより高値で買い取ってもらえるかもしれません。
査定は、
- 店頭買取
- 出張買取
のいずれかとなります。
ウェブ上で「おおよそ○○円です」と概算金額が出てきても、それはあくまでも概算なので、査定士がしっかりと車を見て、キズやへこみ・エンジン回りなどなど多項目をくまなくチェックして、適正金額を算出してくれます。
この際、よく言われることですが、「洗車はしてから行った方が高値になる」ということが言われますが、正しくは「洗車をしてもしなくても価格には変わらない」ということです。
しかし、洗車をするということはそれだけその車を大切にしていること。
査定士も人間なので、汚い車よりもきれいで丁寧に乗ってくれている車を高く買い取りたいという気持ちが働くものです。
いままでの感謝も込めて洗車とワックスがけをしてあげると印象もいいですし、車も喜んでくれますよ。
契約・車両引き渡し
査定が終わると買取金額の提示があります。
この定時金額に不満がないのならそれでOKしましょう。
しかし、「もっと高くならないかなぁ…」ということがあるなら、遠慮せずに交渉をすることをおススメします。
言うだけはタダですし、言わなければ話が進むこともないので、ここはきっちり思いを伝えて、その後の話をしっかりしていきましょう。
7日以内ならキャンセルOK
先ほども書きましたが、カーセブンは契約(車両引き渡し)後、7日以内ならその契約自体をキャンセルすることができます。
通常はキャンセル料を払ってキャンセルということすらできない買取店がほぼほぼという状況の中、カーセブンはかなりありがたいサービスをしてくれています。
しかし、一度手放すと決めた車を本当に手放していいのか、ということは契約前までにしっかり考えて結論付けておきましょう。
再査定なしだから安心!
そして、これもかきましたが、契約から車両引き渡しまで日が空いてしまっても再査定がないので、買取金額が目減りすることもないという安心感がありますね。
通常、2週間や1か月空いてしまうとその車の価値は落ちてしまいます(走っていれば小さな傷や事故のリスクがあり、エンジンなどの機器類も走ればダメージを負います)。
しかしカーセブンは「『いかなる場合においても』ご契約後の減額は一切しません」としっかりオフィシャルウェブサイトで謳っています。
だからといって雑な運転をして傷をつけて引き渡すというのはいかがなものか…となりますので、できるだけ丁寧に乗ってあげてしっかり引き渡してあげてください。
入金
カーセブンは業界でも珍しい「最短3営業日振込」ができる会社とあって、この点の評価はかなり高いものとなっています。
通常は1週間程度かかることがもっぱらなので、かなりの速さだということがわかります。
入金の条件は、カーセブンで「すべての手続き」が完了してから3営業日となっています。
この「すべての手続き」とは、
- 車両の引き渡し
- 名義変更
- ローン残債の完済
という3つを満たしたときということになります。
ということは、この3つのうちいずれか1つでもできていなければ、その分入金が遅れてしまいますので、必要な書類はしっかりと揃えてから契約・引き渡しを行うようにしましょう。
一部は即現金OK
- 買取金額の10%まで
- \50,000まで
のいずれかであれば、引き渡し時に受け取ることができます。
通常は全額振り込みを待たなければいけない買取店がほとんどという中、こういったサービスはとことん顧客目線で物事を考えていると感じられます。
まとめ
カーセブンはとにかく「お客様視点」ということにこだわって、いろいろなサービスを考えて実施してきている会社です。
- 契約後の再査定による減額は一切なし
- 車両引き渡し後7日以内ならキャンセル料不要で契約キャンセルが可能
- 買取金額の一部を車両引き渡し時に即金OK
という3つの安心宣言は、あらかじめ見ておくと売る側としては安心して任せることができます。
残念ながら中古車業界では、実際査定に出しても納得がいかなかったり、考えているっよりも安い金額で売ってしまったり、入金が遅かったりということが少なからず起きています。
そういったことに一石を投じ、「しっかりいったことはやりますよ!」という意思表示をしているカーセブンは、一度お願いしてみようかなと思われやすいところでもあります。
本当にこういったことができるのかどうか、車を売る機会があったら一度お願いしてみてもいいのではないでしょうか。
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